血液型はなぜA型、B型、O型なのか？

血液型とは？

血液型はＡ型、Ｂ型、ＡＢ型、O型の4種類ありますが、この4種類の血液型は何によって分類されているか知っていますか？

血液には外から侵入したウィルスなどと戦う抗体を生み出す、抗原という物質があります。

この抗原の代表がＡ型抗原とＢ型抗原になり、Ａ型抗原を持っていればＡ型で、Ｂ型抗原を持っていればＢ型、Ａ型抗原とＢ型抗原の両方を持っていればＡＢ型となります。

そして、どちらの抗原も持っていない血液がO型ということになります。

なぜC型ではなくO型？

ここで疑問に思うのは、Ａ型、Ｂ型ときたら、順番的にC型になるのでは？と思いますよね。

もともと始めはC型だったそうです。

その後、抗原を持たないことから0（ゼロ）型と改名されましたが、Ａ、ＢがアルファベットであることからO型になったと言われています。

また、O型は抗原を持たないことから、Ａ型の人にもＢ型の人にも輸血が可能です。

しかし、O型の人はO型からしか輸血ができません。これは自分と違う抗原は敵として攻撃してしまうからです。

よって、Ａ型はＢ型からは輸血できず、Ｂ型はＡ型からは輸血できません。

ＡＢ型はＡとＢの両方の抗原を持っているので、どの血液型からでも輸血ができるということになります。

私はO型ですが、献血は毎年2回、必ず実施しています。

普段社会のために特に何もしていないので、この時だけは1人でも自分の血液で助かる人がいれば、という気持ちで受けています。

完全に自己満足ですが。

普通の注射よりちょっと痛いですが、皆さんも小さな社会貢献をしてみてはいかがでしょうか。