沖縄の世界遺産・首里城はパワースポットとしてもおすすめ!
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世界遺産
首里城は琉球王国の王家の住まいであり、政治文化の中心地でした。
琉球王朝は1429年から1879年の450年間に存在した王朝で、中国や日本、東南アジアの国々と交易していたので、中国と日本、琉球の文化が融合している美しいお城です。
大戦で壊滅的な被害を受けましたが、本土復帰20年を機に復元されました。
復元は発掘作業を元にした”推測”ではなく、文献を元に復元されています。もちろん、書籍や資料も戦争で失われてしまったので、文献探しも大変だったことが想像されます。
世界遺産に登録されていますが、登録されているのは、遺構であって復元された朱塗りの建物ではありません。
首里城がこの地に作られたのは、祈りの聖地であり、たくさんの御嶽(うたき)があったからで、現在でもパワースポットとしても人気があります。
確かに、空気が違う気がします。

【首里城の基本情報】
住所:那覇市首里金城町1-2
アクセス方法は、那覇空港から車で40分~1時間くらいで到着します。
路線バスなら、1.17.346,8.9.25番があります。346番が本数が多いので利用しやすいです。
モノレールは首里駅下車歩いて15分くらいです。
駐車場は首里城に併設されています。1日960円ですが、満車になりやすいです。
満車になってしまうと、首里城から離れた砂利敷きの駐車場に回されてしまうので、龍澤通りの駐車場を利用したほうが、帰り道へのアクセスがしすいです。
開園時間は8:30~19:30で季節によって変動します。
休園日は毎年7月の第一水曜日とその翌日です。
首里城は無料のエリアと有料のエリアがあります。
正殿は有料エリアにあり、大人は820円、高校生620円、小学生と中学生は310円です。
【首里城の見所】
首里城はとても広く全てを見ようとすると2時間くらいかかります。
子供と一緒なら、子供の年齢に合わせて見学するポイントを選びましょう。
お勧めポイントをいくつか紹介します。
<スタンプラリー>
首里城の入り口の案内所でスタンプラリーの台紙を受け取り、公園内各地に設置されているスタンプを集めます。11個以上集めるとシールやクリアファイルなどが貰えます。
小さな子供も楽しめます。
<舞への誘い>
無料エリア、系図座、用物座の前で琉球舞踊が披露されます。
毎週、水、金、土、日、祝に1日3回行われます。
無料で見ることが出来ます。きらびやかな衣装の美しい舞で琉球王朝時代の
華やかさを感じられます。外国語の解説もあるので、海外からの旅行者もたくさん見物しています。
<園比屋武御嶽石門>
二千円札にも描かれている守礼門をくぐってすぐ左手にあるのが、園比屋武御嶽石門 (そのひゃんうたきいしもん)です。世界遺産に登録されています。
王様が城外へ行く時にここで道中の安全を祈願されたところです。
シンプルな石門ですが、パワーを感じられます。
<御内原エリア>
2019年に王族や女官たちが住んでいたエリアが復元され、公開となりました。
王族たちの暮らしぶりが想像されます。
<西(いり)のアザナ>
ここは展望台になっていて、那覇市内を見渡すことが出来ます。
天気が良ければ、海や島々も見ることが出来ます。
<無料ガイド>
有料エリア内で琉装を身に着けたガイドによる、無料のガイドツアーがあります。
時間に集合するだけで、詳しい解説を聞けます。
イヤホン式なので、声が聞こえにくいこともありません。
1時間程度時間がかかるので、トイレを済ませ、時間に余裕をもって参加しましょう。
少し内容が難しいので、小学生以上がお勧めです。
【首里城見学の注意点】
首里城公園内は広く、たくさん歩きます。
石畳や階段も多いので、ベビーカーはなるべく使わないほうが快適です。
2才くらいの子供は疲れてしまうことも多いので、抱っこひもがあると便利です。
歩きやすい靴、動きやすい服装が良いでしょう。日焼け防止に日傘を使うと
子供と手がつなげなくなってしまうので、帽子を利用することをお勧めします。
レストランは入り口の首里杜館(すいむいかん)、有料エリアの鎖之間(さすのま)でさんぴん茶(ジャスミン茶)と琉球菓子が食べられます。
トイレは入り口近くの首里杜館、系図座の中、有料区域の中にあります。
どこも清潔で利用しやすいです。
一年を通して水分補給は重要です。無料エリアの系図座の中に自動販売機があり、休憩スペース、おむつ替えスペースがあります。
公園内にゴミ箱はないので、ゴミは持ち帰ってください。
【まとめ】
首里城は本土のお城と違って、要塞の要素はあまり感じられません。
朱塗りの正殿は塗り直し工事が終わったばかりで美しいです。
中国風の朱塗り、日本調の唐破風、琉球の龍など、文化が見事に融合しています。
季節によって様々なイベントも企画されています。
歩きやすいくつ、水分補給に注意して、たっぷりと時間をかけて回ることを
お勧めします。子連れでもデートでも楽しめます。
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